九州オルレ『新宮・立花コース』『新宮・相島コース』情報

九州オルレ『新宮・立花コース』

2019年3月九州観光推進機構などにより進められているトレッキングコースブランド「九州オルレ」の
第8次コースとして「福岡・新宮コース」がオープン。そして2025年10月、コースを大幅にリニューアルし「新宮・立花コース」として
新しく生まれ変わりました!!オルレについては下記リンクをご参照ください。

リンク:九州オルレ – 九州旅ネット(一般社団法人九州観光推進機構)

コースのご案内(マップをクリックすると拡大されます↓)

コースMAPのダウンロードはこちら

コースに関するルート情報

■走行距離:8.8km 所要時間:約3時間 難易度:初~中級

九州の玄関口・福岡市内(博多駅や天神駅)から電車で40分、素朴な無人駅「西鉄新宮駅」から新宮・立花コースが
スタートします。福岡に宿泊して、日帰りで気軽にオルレを楽しめる距離にあります。大都市・福岡から少し離れるだけで
出会えるのは、美しい海と砂浜、そして波の音を忘れるほどに続く2㎞の松林。静かで整った住宅街を抜けると、
地域で最も親しまれている立花山(たちばなやま)へと続くオルレの道が現れます。巨大な竹林を歩きながら、
やがて立花山の周遊ルートへと入り、クスノキや杉など空を覆うような大木に囲まれたアップダウンの山道を進むと、
コース内随一のビュースポット「しんぐう愛の森」に到着します。ここでは遠く相島(あいのしま)まで見渡すことができ、
一息つくのにぴったりな場所です。その後、やや急坂を登り、ゆるやかな下りを抜けると、まもなくフィニッシュ地点「こみんかみかん」に到着します。

西鉄新宮駅 スタート → 新宮海岸(0.8km) → 松林・桜(1.2km) → 

シーオーレ新宮(歴史資料館)(3.4km) → 夜泣観音(6.0km)→ 原上大師堂(7.1km) → 

しんぐう愛の森(7.7km) → 六所神社(8.6km)→ こみんかみかん フィニッシュ(8.8km)

◇西鉄新宮駅への行き方◇

【博多駅より】
・博多駅(JR快速/普通)→ JR千早駅より西鉄貝塚線に乗換え → 西鉄新宮駅 約35分
・博多駅(JR快速/普通)→ JR福工大前駅 → コミュニティバス「マリンクス」で西鉄新宮駅 約50分
・博多駅(地下鉄)→中洲川端駅(地下鉄)→貝塚駅〈西鉄貝塚線〉→ 西鉄新宮駅 約40分

【天神より地下鉄+西鉄電車利用】
・天神駅(地下鉄)→ 貝塚駅〈西鉄貝塚線〉→ 西鉄新宮駅 約40分

【福岡空港より地下鉄+西鉄電車利用】
・福岡空港(地下鉄)→中洲川端駅(地下鉄) → 貝塚駅 〈西鉄貝塚線〉 → 西鉄新宮駅  約50分

【北九州・小倉駅方面より】
・JR小倉駅〈快速〉 → JR福工大前駅 →コミュニティバスマリンクスで西鉄新宮駅 約80分

リーフレットのダウンロードはこちら

見どころ紹介

スタート:西鉄新宮駅

コースマップ看板、記念スタンプ台やオルレのパンフレットを設置しています。

 

新宮海岸

砂浜や松林が美しい景観を楽しめる散策コースとしても親しまれています。ゆるやかな弓なりのカーブを描く海岸は通称「パラソルのふち」ともいわれ、海岸線には歳月を感じさせる松が2キロ以上にわたって植えられています。

 

楯の松原

17世紀、当時の福岡藩が植林したもので、海風や砂から作物を守る目的から「楯の松原(たてのまつばら)」と呼ばれました。20万本の松苗を植えたという記録もあり、今も守り継がれています。

 

シーオーレ新宮(歴史資料館)

新宮町には、戦国時代の立花城跡、天然記念物のクスノキの原生林、国の重要文化財でもある横大路家住宅など、貴重な歴史遺産が数多く残っています。歴史資料館には様々な文化財が展示されており、発掘資料を整理・展示・保管、情報公開と学習の場の提供を目的として運営されています。

 

夜泣き観音


永禄11年(1568)立花城主立花鑑載が戸次鑑連(後の立花道雪)から攻められ落城しました。鑑載の妻と子どもが城を脱出し、この近くの橋の下に隠れましたが子供が泣きやまず、もはやこれまでと観音経を唱えると、子どもが泣きやみ無事脱出することができたと伝えられています。

 

原上大師堂

地域の方々により、長きに渡って守られてきたお大師様。お堂やお地蔵様が建ち並ぶ趣深いスポットです。大師堂に辿り着くまでの竹林はとても良い雰囲気です。

 

しんぐう愛の森

立花山の麓を歩いていると突如として現れる、新宮町内や玄界灘、そして遠くに浮かぶ歴史ある「相島(あいのしま)」も一望できる癒しスポットです。幻想的な杉の木が立ち並ぶなか、備え付けのベンチでホッとひといき。

 

六所神社

戦国時代(16世紀)の将軍・立花道雪が戦勝祈願をしたと伝えられる神社で、縁結びや合格祈願で有名です。六所神社の近くに存在するカゴノキは、推定樹齢300~400年の巨樹で、現在確認されているなかでは九州で三番目の大きさと言われており、2013年には福岡県の天然記念物に指定されました。

 

フィニッシュ:こみんかみかん



記念スタンプ台を設置しています。築120年を超える古民家を改修し、立花山登山者やオルレ利用者など地域の方々の憩いの場として利用されています。館内では、軽食(地域の特産品を活用したホットサンド)、絶品スムージーや飲み物をはじめ、九州オルレTシャツや缶バッチ、各種グッズも販売しております(定休日:毎週水曜日/年末年始)

◆「こみんかみかん」からの帰り方◆
※こみんかみかん→コミュニティバス「マリンクス/立花口バス停」まで徒歩10分

【西鉄新宮駅まで】
・立花口バス停→コミュニティバス「マリンクス(山いらず線)」→西鉄新宮駅 約27分
【JR福工大前駅まで】
・立花口バス停→コミュニティバス「マリンクス(山いらず線)」→JR福工大前駅 約16分

コミュニティバスマリンクスバス時刻表はこちら 
山らいず線(西鉄新宮駅方面行き) 行先番号3⃣をご覧ください】

 

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九州オルレ『新宮・相島コース』

2025年10月、九州観光推進機構などにより進められているトレッキングコースブランド「九州オルレ」の
「新宮・相島コース」がオープンしました。

コースのご案内(マップをクリックすると拡大されます↓)

コースMAPのダウンロードはこちら

コースに関するルート情報

■走行距離:8.0km 所要時間:3.5時間/スタート地点~渡船場(40分)+渡船しんぐう乗船(20分)+相島2.5時間 難易度:初~中級

九州の玄関口、福岡市内から気軽に出かけられる、島を歩くオルレコース。博多駅や天神駅から電車で約40分、
素朴な無人駅・西鉄新宮駅から「新宮・相島コース」が始まります。
美しい松林が続く新宮海岸の白い砂浜を抜けると、相島へ渡る渡船乗り場に到着します。
船で20分ほどで相島に到着します。人口約200人ほどの相島は、渡り鳥が羽を休める静かで小さな島ですが、
オルレの道沿いには千年以上の歴史を持つ古墳が点在しています。また、朝鮮後期に日本へ派遣された大規模な
外交使節団「朝鮮通信使」もこの地で旅の準備を整えたと伝えられています。
島で最も深い森を通り抜けると、ここが島であることを忘れてしまうほどで、まるで古代の時を歩いているような
感覚になります。森を抜けて、再び出会う美しい海には、真珠養殖場や有名な「めがね岩」があり、
やがてコースの終点「島の駅あいのしま」に到着します。

リーフレットのダウンロードはこちら

スタート:西鉄新宮駅 → 新宮海岸(0.5km) → 相野渡船場(1.9km) →(渡船しんぐう乗船/約20分)→ 若宮神社(3.3km) → 遠見番所跡(4.0km) → 井ノ裏(5.7km)  → めがね岩展望所(6.1km)→ 積石塚古墳群(7.0km)→ 相島パール湾(8.0km) → フィニッシュ:島の駅あいのしま

◇西鉄新宮駅への行き方◇

【博多駅より】
・博多駅(JR快速/普通)→ JR千早駅より西鉄貝塚線に乗換え → 西鉄新宮駅 約35分
・博多駅(JR快速/普通)→ JR福工大前駅 → コミュニティバス「マリンクス」で西鉄新宮駅 約50分
・博多駅(地下鉄)→中洲川端駅(地下鉄)→貝塚駅〈西鉄貝塚線〉→ 西鉄新宮駅 約40分

【天神より地下鉄+西鉄電車利用】
・天神駅(地下鉄)→ 貝塚駅〈西鉄貝塚線〉→ 西鉄新宮駅 約40分

【福岡空港より地下鉄+西鉄電車利用】
・福岡空港(地下鉄)→中洲川端駅(地下鉄) → 貝塚駅 〈西鉄貝塚線〉 → 西鉄新宮駅 約50分

【北九州・小倉駅方面より】
・JR小倉駅〈快速〉 → JR福工大前駅 →コミュニティバスマリンクスで西鉄新宮駅 約80分

見どころ紹介

スタート:西鉄新宮駅

 

進藤商店展望デッキから望む新宮海岸と相島

白い砂浜と青いマツ林が特徴的な海岸は県下屈指の沿岸美を誇る海岸です。沖には相島を見ることができ、これから行くぞと気分が盛り上がるポイント!

 

相島渡船場(渡船しんぐう)

相島渡船場から町営渡船「しんぐう」で約20分で相島に到着します。

 

若宮神社

島の氏神様として、島民のあつい信仰に支えられてきた神社です。日本神話に伝わる話では、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)と山幸彦(やまさちひこ)は、この神社で出会い恋に落ちたとか・・・。豊玉姫命(とよたまひめのみこと)と玉依姫命(たまよりひめのみこと)を祀っており、玉依姫命(たまよりひめのみこと)は初代天皇である「神武天皇」の母親であることから、安産守護の神様として、境内にあるユズカズラの葉を安産のお守りとして持つ風習が島には残っています。

 

遠見番所跡

江戸時代(1640年)に、鎖国の一環として、海を行き来する異国船を監視するために建てられた番所跡。定番2名、足軽3名を置き、毎日交代で監視を行い、発見した際は、福岡藩へ報告したり、長崎奉行への引き渡しなどの任務を担当していました。今でも物見櫓が建っていた石垣が残っています。

 

井ノ裏


島の中で最も広く長く水平線をパノラマで望める場所。島内に1泊すれば、ここは降り注ぐ星々を眺められ、星空観察の名所でもあります。澄んだ日には、遠く沖ノ島や左手には壱岐や対馬が望めるかも!?

 

めがね岩展望所

国指定史跡である積石塚古墳群と新宮町の景勝地として知られるめがね岩を同時に眺めることが出来るスポットです。めがね岩は、高さ20m、周囲100mの玄武岩でできており、ぽっかり空いた海食洞があるために通称めがね岩と呼ばれています(正式名称は鼻栗瀬)平成18年2月21日に鼻面半島とともに県指定文化財(名勝)に指定されました。

 

相島積石塚群

調査の結果、4世紀から6世紀の古墳時代作られた古墳群であることが判明したが、詳細はまだ謎に包まれているます。現在まで254基の古墳が確認されていて、石だけを積んで作った古墳は、長野県の大室古墳群に次ぐ国内第二の大きさを誇る古墳群で、平成13年(2001年)に国指定史跡となりました。宮地嶽神社(福津市)からの光の道のその先は、相島の積石塚古墳群あたりを指しています。※積石塚は自由に見学できますが、壊れやすいものなので、見学される場合は十分な配慮をお願いします。

 

相島パール湾

春は桜のトンネルを抜け、海に目をやると遠くは福岡市内のビル群を眺めることができます。相島では外洋における真珠の養殖がおこなわれており、海に浮かぶたくさんのいけす棚は、島ならではの景観です。

 

フィニッシュ:島の駅あいのしま

貴重なスタンプ台カンセを設置しています。

 

◆新宮渡船場から「JR福工大前駅」または「西鉄新宮駅」までの帰り方◆
コミュニティバス「マリンクス」が便利です。
マリンクスバスの詳細はこちら。 【相らんど線(第2ルート・逆回り) 行先番号2⃣をご覧ください】
※渡船定期便に接続します(臨時便は除く)

★オルレコースの楽しみ方は四季折々で変化しますので、季節が変わりましたらまたぜひお越しくださいませ★

 

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